考える能力

投稿者: | 2009年7月27日

ちょっとブログ読んでて気になったんで。

コピペ文化の弊害とサービス提供側の姿勢について

私はコピペ自体は積極的に利用するべきと思います。
学習が”記憶”であるのであればコピペは問題があるかとは思いますが、そもそも情報とは利用するための物です。
利用するのに記憶しておく必要はありません。
これを否定するのであれば手帳にスケジュールを記入するのもNGです。
コピペという行為に問題があるのならば、Wikipediaを手作業で丸写ししたレポートはOKなのでしょうか?

学習って結局「調べる力を養う」事だと思うんですよね。
私達は辞書を使い調べて、それをノートに書き写しました。
今はインターネットで調べてコピペするんでしょう。
違いがあるようには思えません。

もちろん宿題代行サービスのような物は問題ですね。
そもそも調べてすらないんですから。
読書感想文代行は本を読まずに作業を済ませる可能性が高いので大問題です。
目的は感想文を書く事よりも読書を行う事じゃないのかと。

考慮すべきは「利用した情報から何を生産するか」という事だと思います。
それと手に入れた情報を鵜呑みにせずに自分の中で一度フィルタリングすること。

人間は自分が信じたい情報を信じる傾向があるとおもいます。
自分に都合の良い情報は信じる、都合の悪い情報は間違ってると判断する、そういう事がないように教育をしていく必要があると思います。