起動不良

投稿者: | 2008年6月23日

梅雨が本格的になるにつれて、起動不良での問い合わせが多発しています。

今の時期の起動不良にはだいたい2つの原因が多いです。

1.ハードディスクのトラブル

ハードディスクドライブ(以下HDD)は非常に壊れやすいパーツです。
特に温度変化に弱く、寒暖の差が激しい今の時期はHDDの故障が多いようです。
秋口にも同様の原因でトラブルが増えます。

対策としては窓際やドア周辺などの気温が変化しやすい場所をさけてパソコンを設置しましょう。
できたらエアコンで一定温度に保つのが望ましいです。

ハードディスクが故障したらデータの復旧が困難ですので十分に気をつけて起きましょう。

2.雷によるサージ

家の近くで雷がなりますと、その電気が原因でパソコンや周辺機器の故障が多発します。
壊れる分はその時々で、LANボードであったりマザーボードであったりしますが主に基板の故障が起こります。
ルーターやモデムが壊れる事も多いです。
近くに雷が起きなくても上空でピカピカ光ってるだけでも発生します。

対策としては、雷が鳴りそうなときはコンセントを抜いておきましょう。
また、サージ対策付のOAタップなどを利用すると良いかと思います。

サージによる故障の際はデータは取り出せる事がほとんどなので、起動しなくなってあわてる必要はありません。
メーカー修理に出すと時間がかかるので、あわてずに修理前にデータを抜き出しておきましょう。
機材が必要になることもありますし、HDDを取りださないといけないのでできたら専門の業者に依頼しましょう。